シリンダ仕様
標準ボアサイズ
ボア径 D
63.0 mm
ロッド径 d
20.0 mm
ストローク L
100 mm
供給圧力 P
0.50 MPa
機械効率 η
85.0 %
運転条件
サイクル回数
20 回/min
同時動作シリンダ数
3 本
配管内径
10.0 mm
配管長さ
5.0 m
—
前進推力 (N)
—
後退推力 (N)
—
1サイクル消費量 (NL)
—
必要流量 (NL/min)
—
コンプレッサ容量 (kW)
—
配管圧力降下 (kPa)
| 項目 | 値 | 単位 |
|---|---|---|
| 前進推力(理論) | — | N |
| 前進推力(実際) | — | N |
| 後退推力(実際) | — | N |
| ボア断面積 | — | cm² |
| ロッド側断面積 | — | cm² |
| 1ストローク消費量(前進) | — | NL |
| 1ストローク消費量(後退) | — | NL |
| 1サイクル消費量 | — | NL |
| 全体必要流量(×シリンダ数) | — | NL/min |
| 配管流速概算 | — | m/s |
| 配管圧力降下 | — | kPa |
計算理論メモ
シリンダ推力:
$$F_{\text{adv}} = \frac{\pi}{4}D^2 \cdot P \cdot \eta, \quad F_{\text{ret}} = \frac{\pi}{4}(D^2 - d^2) \cdot P \cdot \eta$$空気消費量(標準状態換算):
$$Q_{\text{std}} = \frac{P_{\text{abs}}}{P_{\text{atm}}} \cdot \frac{\pi}{4}D^2 \cdot L \quad \text{[NL/stroke]}$$Hagen-Poiseuille近似(配管圧損):
$$\Delta P \approx \frac{7.57 \cdot Q^2 \cdot L \cdot \rho}{d^5 \cdot P}$$
設計指針: 配管流速は5〜10 m/s以下を目標。シリンダ最低作動圧は0.15〜0.2 MPa(機種による)。コンプレッサ容量には最大瞬時流量の1.5〜2倍の余裕を見込む。
エンジニア会話 — 「空気圧シリンダって前進と後退で力が違うの?」
🧑🎓 「シリンダの推力計算してたら、前進と後退で値が違うんですけど、なぜですか?」
🎓 「複動シリンダはロッドが片方から出てるだろ?前進側(ヘッド側)はボア径全体に圧力がかかるが、後退側(ロッド側)はロッドの分だけ受圧面積が小さくなるんだ。だから後退推力の方が小さい。」
🧑🎓 「じゃあロッド径が太いほど後退側の推力が下がるんですね。どのくらいの差が出るんですか?」
🎓 「ボア63mm、ロッド20mmの典型例だと面積比で(63²−20²)/63² ≈ 90%。つまり後退推力は前進の約90%だ。でもロッド径が大きい(例えばボア63mm、ロッド40mm)場合は(63²−40²)/63² ≈ 60%まで下がる。」
🧑🎓 「空気消費量の計算も難しそうで…。大型工場のコンプレッサって何を見て選ぶんですか?」
🎓 「ざっくり言うと全シリンダの1分あたり消費NL/minを足し上げて、1.5〜2倍の余裕をかけて吐出量(m³/min)を決める。コンプレッサの消費電力は吐出量1m³/minあたり約7〜8kWが目安。工場全体で圧縮空気コストは電気代の20〜30%を占めることも多い。」