パラメータ設定
材料
判定基準
t/r_i < 0.1 → 薄肉近似有効
t/r_i ≥ 0.1 → 厚肉(Lamé必須)
内圧加圧アニメーション(容器が膨らむ様子)
上の加圧動画は独立した内圧スライダーを使う薄肉の概念図です。主計算と同じ結果ではなく、外圧も含みません。
内圧 p
2.0 MPa
フープ σθ
軸方向 σl(=σθ/2)
薄肉式: σθ=pr/t, σl=pr/2t。検証: p=2 MPa, r=0.5 m, t=10 mm → σθ=100 MPa, σl=50 MPa。
理論・主要公式
Cylinder: σr = A − B/r²; σθ = A + B/r²; σz = A
Sphere: σr = A − B/r³; σθ = σφ = A + B/(2r³)
σvM = √[((σ1−σ2)² + (σ2−σ3)² + (σ3−σ1)²)/2]
S = σY/3 (assumed); thin-wall reference: t = pi ri/S (cylinder), pi ri/(2S) (sphere), po = 0
モデルと入力の定義
均質・等方・線形弾性の円筒または球を対象にします。円筒は閉端、端部影響のない位置を仮定します。t/riの薄肉表示にかかわらず、主計算はLamé解を使用します。
入力から結果を確かめる
- 内半径ri・肉厚tをmm、内圧pi・外圧poをMPaで入力し、材料と円筒/球を選択します。
- 主計算の周方向応力、内壁の半径方向応力、最大von Mises応力を確認します。
- 上の加圧動画は独立した内圧スライダーを使う薄肉の概念図です。主計算と同じ結果ではなく、外圧も含みません。
再現できる計算例
閉端円筒、ri=250 mm、t=25 mm、pi=10 MPa、po=0、SS400の例。ro=275 mm、A=47.619 MPa、内壁B/ri²=57.619 MPaより、σθ=105.2 MPa、σr=−10.0 MPa、σz=47.6 MPa。3主応力からσvM=99.8 MPa、降伏応力245 MPaに対する比は2.45です。同じ寸法・圧力の球ではσvM=60.3 MPaになります。
🎓条件を1つだけ変えると、式と画面の両方で変化を追えます。 同じ寸法・圧力の球ではσvM=60.3 MPaになります
適用範囲と注意点
肉厚参考値は仮定S=σY/3を使う薄肉の周方向応力からの逆算です。ASMEの許容応力表、溶接効率、腐れ代、温度補正を使う規格計算ではありません。外圧がある場合は参考肉厚を表示しません。座屈・疲労・クリープ・ノズル・残留応力は別途評価が必要です。
よくある質問
主計算は切り替わらず、円筒または球のLamé解を使います。t/ri<0.1は薄肉近似を考える際の目安表示です。
厚肉では半径方向応力を無視できず、閉端円筒には軸方向応力もあります。球には等しい2つの接線方向応力があります。
いいえ。仮定の許容応力による教育用参考値です。規格適合や製造承認を判定する機能はありません。
応力分布は計算できますが座屈は計算しません。外圧では弾性応力が小さくても座屈が支配する場合があります。
計算の根拠
検証対象:表示単位、既知解、入力感度、境界条件、3言語の結果。規格適合や実機精度の保証ではありません。