左端は完全固定、右端はピン(ローラー)支持。等分布荷重 w(全長)と中央集中荷重 P は重ね合わせて評価します。
上段=梁モデル(左固定ハッチ・右ピン△、等分布矢印群と中央集中荷重 P)/中段=SFD(せん断力図)/下段=BMD(曲げモーメント図)
左固定・右ピン支持の1次不静定梁では、右支点のたわみゼロの条件から余剰の反力を求めます。等分布荷重 $w$ が全長に作用するとき:
$$M_A = -\frac{wL^2}{8},\quad R_A = \frac{5wL}{8},\quad R_B = \frac{3wL}{8}$$最大正モーメントは固定端から $x = 5L/8$(ピンから $3L/8$)で発生:
$$M_{+,\max} = \frac{9\,wL^2}{128}$$最大撓みは $x \approx 0.4215\,L$ で発生:
$$\delta_{\max} = \frac{wL^4}{185\,EI}$$スパン中央の集中荷重 $P$ では:
$$M_A = -\frac{3PL}{16},\quad R_A = \frac{11P}{16},\quad R_B = \frac{5P}{16}$$$w$ と $P$ は線形重ね合わせで評価できます。単純梁と比べ、固定端のおかげで最大撓みは約 2.6 倍小さく、最大正モーメントは約 1.8 倍小さくなります。