左の送信アンテナから球面状の波面が広がり、距離 d を伝わって右の受信アンテナに届きます。波面の明るさが信号強度の減衰を、下のバーがリンクバジェット(送信電力+利得−伝搬損失=受信電力)を表します。
$$P_{rx}=P_{tx}+G_{tx}+G_{rx}-\text{FSPL},\qquad \text{FSPL}=20\log_{10}d+20\log_{10}f+32.44$$
フリスの伝達公式(デシベル形)。すべての量はデシベル(電力は dBm、利得・損失は dB)で扱う。距離 d は km、周波数 f は MHz。自由空間伝搬損失 FSPL は距離・周波数のどちらが増えても大きくなる。
$$\lambda=\frac{c}{f},\qquad P_{tx}[\text{dBm}]=10\log_{10}(P_{tx}[\text{W}]\times1000)$$
波長 λ(c=3×10⁸ m/s は光速)と、送信電力のワットから dBm への変換。
$$P_{rx}[\text{W}]=10^{(P_{rx}[\text{dBm}]-30)/10},\qquad M=P_{rx}-P_{\text{sens}}$$
受信電力 dBm をワットへ戻す式と、リンクマージン M。P_sens は受信機の最低必要感度(本ツールでは代表値 −90 dBm)。