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Interactive Calculator

応力集中係数 Kt シミュレーター

円孔・段付き軸・切り欠きなど代表的な形状の応力集中係数 Kt をリアルタイム計算。形状パラメータを変えて Kt と応力分布を即座に可視化します。

$\sigma_{\max} = K_t \cdot \sigma_{\text{nom}}$
形状・荷重設定
形状タイプ

無限板の円孔では Kt = 3.0(一定)

σ_nom — 公称応力100 MPa
応力集中係数 Kt
MPa
最大応力 σ_max
MPa
公称応力 σ_nom
疲労ノッチ係数 Kf
断面応力分布(公称 vs 最大)
Kt vs 形状パラメータ
形状図(応力集中点ハイライト)

理論背景

応力集中は、断面積の急変や切り欠きにより局所的に応力が高まる現象です。無限板の円孔では Kt = 3.0 となるのは Kirsch の厳密解です。

無限板円孔:$K_t = 3.0$(引張)
有限幅補正:$K_t \approx 3 - 3.13\!\left(\dfrac{d}{W}\right) + 3.66\!\left(\dfrac{d}{W}\right)^{\!2} - 1.53\!\left(\dfrac{d}{W}\right)^{\!3}$
U形切り欠き:$K_t \approx 1 + 2\sqrt{a/r}$(Inglis公式)

疲労評価では表面仕上げや残留応力を考慮した疲労ノッチ係数 Kf(≦Kt)を用います。保守的評価では Kf ≈ Kt とします。

計算例

計算例:肩部丸み付き段付き軸の応力集中係数

D = 50mm → d = 40mm の段付き丸棒(r = 4mm、曲げ荷重):

設計基準:FKM Guidelines、ASME BPVC Sec. VIII。r/d ≥ 0.1 で K_t を大幅低減できる。

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