Euler-Euler法 — CAE用語解説
Euler-Euler法
先生、多相流の解析でEuler-Euler法とEuler-Lagrange法があるって聞きました。どう違うんですか?
Euler-Euler法(EE法)は連続相と分散相(気泡・液滴・粒子)の両方をEulerian格子上の連続体として扱う。つまり「各相の体積分率αが空間的に連続的に変化する」というモデルだ。一方でEuler-Lagrange法(EL法、DPM)は連続相だけをEulerian格子で解き、分散相は個々の粒子/気泡の軌跡をLagrange的に追跡する。EE法は分散相の体積分率が高い場合(気泡塔の10〜50%気泡、流動層のような濃密粒子流)に向いていて、EL法は希薄分散系(体積分率<5%程度)に向いている。OpenFOAMのtwoPhaseEulerFoam(EE法)とDPM実装(EL法)が代表例だよ。
定義
EE法で気泡塔を解析するときはどんな閉合則が必要ですか?
EE法の多相間相互作用(抗力・浮力・仮想質量力・揚力)をモデル化する閉合式が必要だ。気泡塔では気泡径のサイズに応じた抗力モデル(Schiller-Naumann または Tomiyama相関)、気泡が加速するときの仮想質量力(Cm係数)、気泡の横方向移動を引き起こす揚力(Magnus効果、Tomiyama揚力係数)などを選択する。モデル選択が計算結果に大きく影響するため、実験との比較検証が重要になる。ANSYSのFluent多相流モジュール、OpenFOAMのreactingTwoPhaseEulerFoam、Star-CCMのPopulation Balance Model(気泡径分布も追跡)などが使われているよ。
関連用語
体積分率の高低によって最適な手法が変わるんですね。流動層ならEuler-Euler!
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