衝撃波 — CAE用語解説
衝撃波
先生、衝撃波って戦闘機がソニックブームを起こすやつですよね? あれをCAEで計算するんですか?
そう、物体が音速を超えると前方に情報が伝わらなくなって、圧力・温度・密度が急激に跳ぶ不連続面ができる。これが衝撃波だ。Mach数が1を超えた超音速流で発生する。ソニックブームはまさに地上に届いた衝撃波の音だよ。
不連続面ってことは、衝撃波の前と後ろで物理量がガクッと変わるんですか?
そのとおり。Rankine-Hugoniot関係式というのがあって、衝撃波前後の密度比、圧力比、温度比をMach数の関数として厳密に求められる。例えばMach 2の垂直衝撃波だと、圧力が約4.5倍、密度が約2.7倍に跳ぶ。
圧力が4.5倍! それは構造にも相当な負荷がかかりそうですね。CFDで衝撃波を捉えるのは難しいんですか?
航空宇宙以外でも衝撃波の解析って使われるんですか?
爆発解析で爆風の伝播を予測したり、医療で衝撃波を使って腎臓結石を砕く体外衝撃波結石破砕術のシミュレーションにも使われてる。あと高速鉄道のトンネル内で微気圧波(トンネルドン)が発生する問題も、本質的には衝撃波の物理だよ。
トンネルドンも衝撃波だったんですか! 普段の生活で聞こえる「ドン」という音の裏にこんな物理があるとは知りませんでした。
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