入力ポートに入った信号が、正方形に組まれた4本のλ/4線路を通って通過ポートと結合ポートへ等分配されます。第4ポート(分離ポート)には信号が出ません。
$$Z_a=\frac{Z_0}{\sqrt2},\qquad Z_b=Z_0,\qquad \ell=\frac{\lambda_g}{4}$$
直列ブランチ(上下の水平アーム)は Z0/√2、並列ブランチ(左右の垂直アーム)は Z0。4本のアームはいずれも管内波長の四分の一(λ/4)の長さにする。
$$\lambda_g=\frac{c}{f\sqrt{\varepsilon_{eff}}},\qquad \varepsilon_{eff}=\frac{\varepsilon_r+1}{2}$$
管内波長 λg は光速 c、周波数 f、実効誘電率 εeff から求める。マイクロストリップでは εeff ≈ (εr+1)/2 の近似を用いる。
入力は通過ポートと結合ポートへ等しく −3 dB ずつ分かれ、2出力間に90°の位相差が付く。第4ポートは分離(アイソレーション)され信号が出ない。