PBM — CAE用語解説
PBM
Population Balance Modelの基礎
PBMって、数値流体力学のどのあたりで出てくる概念なんですか?
Population Balance Model(粒子群収支モデル)は、粒子・気泡・液滴などの「数密度関数」を解いて、集団の粒径分布や数の時空間変化を予測するモデルだよ。気泡塔や晶析装置、スプレー噴霧など、粒子集団のサイズ分布が重要な問題で使われる。
普通のCFDとどこが違うんですか?
普通のCFDは流速・圧力・温度といったマクロな物理量を解くけど、PBMはさらに「どのサイズの粒子が何個あるか」という情報を追加で解く。気泡の合体や分裂、粒子の成長を記述するカーネル関数が必要で、CFDと連成することで精度の高い多相流解析ができる。
CFDソルバーとの連成
FLUENTとかでPBMは使えるんですか?
ANSYS FluentにはMUSIG(Multi-Size Group)モデルとしてPBMが実装されている。OpenFOAMでも溶液クラスターモデルと組み合わせた実装がある。晶析プロセスのプロセスシミュレーション(Aspen等)でもPBMは重要な位置を占めていて、化学工学系の研究では必須知識だ。
どんな物理現象をモデル化しているんですか?
気泡なら「合体(coalescence)」と「分裂(breakup)」を、結晶なら「核生成(nucleation)」と「成長(growth)」をカーネル関数で記述する。それぞれ実験データや理論に基づいたモデル定数を同定する必要があり、パラメータ同定が精度向上の鍵になる。
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