歯車・ばね・軸受・カム機構・リンク機構など機械設計の基礎から実務まで。機構の動力伝達・強度・寿命をインタラクティブに計算できるシミュレーター集です。
44本のシミュレーターQ: 歯車設計でAGMA規格とJIS規格はどう違いますか?
A: 両者とも歯車の強度計算方法を規定しますが、係数体系と安全率の定義が異なります。AGMAは北米・国際市場向け、JISは日本産業規格です。国際取引が多い場合はISO 6336ベースのAGMAが有利で、国内向けJIS B 1702シリーズが一般的です。
Q: 転がり軸受のL10寿命はどう計算しますか?
A: L10=(C/P)^p × 10^6回転で計算します(ボールp=3、ローラーp=10/3)。Cは基本動定格荷重、Pは動等価荷重です。実際の設計では修正寿命係数aISO(潤滑・汚染・材料)を加味したaISO×L10を使います。
Q: コイルばねの座屈はいつ発生しますか?
A: コイルばねの座屈は自由長と平均径の比(L0/D)と荷重-たわみ特性で決まります。一般にL0/D>4で座屈リスクが高まります。両端固定でL0/D≦3、片端固定でL0/D≦2が設計目安です。
Q: 油圧シリンダーの設計で注意すべき点は?
A: 主な注意点は①座屈荷重(細長比による判定)、②シール部の面圧と摩耗、③圧縮比と体積効率、④チューブの破裂圧力です。とくに細長比が10を超えるロングストロークでは座屈解析が必須です。