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振動・動解析

振動・動解析シミュレーター

1自由度系・多自由度系の振動応答、固有値解析、ランダム振動、地震応答スペクトル、防振設計まで振動・動解析に必要なシミュレーターを網羅。

48本のシミュレーター 振動・動解析の技術記事を読む →
シミュレーター集
キャンベル線図シミュレーター — ロータの危険速度
Campbell Diagram Simulator — Rotor Critical Speeds
キャンベル線図シミュレーターは、回転機械の自然振動数とジャイロ効果による前進・後退分岐、エンジンオーダー線との交点から複数の危険速度をリアルタイムに可視化します。ロータの2モード×3次励振による危険速度マップで運転速度の余裕を直感的に学べます。
キャンベル線図危険速度ロータダイナミクスジャイロ効果
ケプストラム分析シミュレーター — 音声・振動分析の基礎
Cepstrum Analysis Simulator — Speech & Vibration Analysis
ケプストラム分析シミュレーターは、信号の対数振幅スペクトルを逆フーリエ変換して基本周期(ピッチ)を quefrency 軸で検出します。音声分析や機械振動診断の原理を、信号波形・スペクトル・ケプストラムの3段プロットで直感的に学べます。
ケプストラムquefrencyピッチ検出音声分析
クラドニ図形 シミュレーター — 正方形板の振動モード
Chladni Figures Simulator — Vibration Modes of a Square Plate
クラドニ図形シミュレーターで正方形板の振動モード φ_mn(x,y) を可視化。モード次数 (m,n)・合成パラメータ α・節線閾値 ε を変えるだけで節線パターンと相対固有振動数を即座に観察できます。
クラドニ図形振動モード節線正方形板
円形膜の振動 シミュレーター — Bessel モードと太鼓の音
Drumhead Vibration Simulator — Bessel Modes of a Circular Membrane
円形膜の振動 シミュレーター — Bessel モードと太鼓の音では、振動・音響の応答と周波数特性の前提を変えたときに設計余裕がどう動くかを比較します。
円形膜太鼓Bessel 関数振動モード
固有値・振動解析インタラクティブシミュレーター
Eigenvalue Vibration
振動・音響の応答と周波数特性に関する隣接ツールへ移る前に、支配的な条件と指標の関係をつかむ構成です。
固有値固有振動数振動解析モード形状
弾性波伝播 シミュレーター
Elastic Wave
弾性波伝播 シミュレーターは、振動・音響の応答と周波数特性を軸に現在値と変化傾向を短く追うためのページです。
弾性波P波S波超音波
フーコー振り子 シミュレーター — 自転による歳差
Foucault Pendulum Simulator — Earth Rotation Precession
振動・音響の応答と周波数特性の初期検討に向けて、代表条件と主要指標の関係を同じ画面で読み取れます。
フーコー振り子歳差自転コリオリ力
固有振動数計算
Frequency Natural
固有振動数計算ツールで、片持ち梁・両端支持梁・固定梁、円板・矩形膜の振動解析を簡単に。境界条件と形状を入力するだけで、複数の振動モードと固有振動数を即座に計算。モード形状のアニメーション可視化で、設計や研究開発を強力に
固有振動数振動モード梁振動境界条件
周波数応答関数(FRF)計算
Frequency Response
周波数応答関数(FRF)計算ツールで、1自由度・2自由度系の振動解析を可視化。共振周波数や減衰比をリアルタイム計算し、ボード線図(振幅・位相)で直感的に理解できます。構造振動の基礎学習や設計検証に最適なシミュレーターで
FRF周波数応答ボード線図ナイキスト
単振動・減衰振動・強制振動シミュレーター
Harmonic Motion
単振動・減衰振動・強制振動をリアルタイムでシミュレーション。固有角周波数や減衰係数を調整し、共鳴現象や振幅の周波数特性を視覚的に学べます。振動工学の基礎理解から実験的な検証まで、直感的な操作で学習を深めることができるシミュレーターツールです
単振動減衰振動強制振動共鳴
Lamb 波分散 シミュレーター — 平板の S_0/A_0 モード
Lamb Wave Dispersion Simulator — Plate S_0/A_0 Modes
Lamb 波分散シミュレーターは、平板を伝わる対称モード S_0(非分散)と反対称モード A_0(板曲げ波・分散)の位相速度・波長をリアルタイムで計算します。ヤング率・密度・周波数・板厚を変えて構造ヘルスモニタリングの基礎を体感できる無料ツールです。
Lamb 波板波分散S_0モード
リサージュ図形・振動合成 シミュレーター
Lissajous
リサージュ図形・振動合成 シミュレーターでは、振動・音響の応答と周波数特性の前提を変えたときに設計余裕がどう動くかを比較します。
リサージュ図形振動合成位相差周波数比
3自由度質量バネ系・動吸振器シミュレーター
Mass Spring 3Dof
3自由度質量バネ系と動吸振器(DVA)のシミュレーター。質量・バネ・減衰係数をリアルタイムに調整し、固有振動数と周波数応答を可視化。動吸振器を追加することで共振ピークが消える原理を、インタラクティブに体感・理解できるCAE学習ツールです。
多自由度質量バネ系動吸振器DVA
1次元有限要素法・固有値解析シミュレーター
Modal Analysis 1D
1次元有限要素法(FEM)による梁や棒の固有値解析をブラウザ上で実行できるシミュレーターです。要素数や材料定数、境界条件を自由に変更し、固有振動数と振動モードをリアルタイムに可視化。解析解との比較機能で学習や検証にも最適です。
固有値解析モード形固有振動数多自由度系
固有値解析シミュレーター
Modal Analysis
2自由度バネ質量系のパラメータを自由に変更し、固有振動数・振動モード・周波数応答関数(FRF)をリアルタイムで計算できるシミュレーターです。直感的なモードアニメーションで、振動モードの物理的な意味を視覚的に理解できます。CAE初心者にもおす
固有値解析固有振動数モード形状振動
構造固有振動モード可視化
Mode Shapes
構造固有振動モード可視化ツールは、梁や板の固有周波数と振動モードをアニメーションで直感的に学べます。単純支持・片持ち・両端固定など様々な条件で、振動工学やFEM(有限要素法)の学習をサポート。リアルタイム計算で設計・教
固有振動モード形固有周波数梁振動
非線形振動シミュレーター
Nonlinear Vibration
非線形振動シミュレーターでは、振動・音響の応答と周波数特性の前提を変えたときに設計余裕がどう動くかを比較します。
Duffing非線形ジャンプ現象骨格曲線
パラメトリック共振シミュレーター
Parametric Oscillator
パラメトリック共振シミュレーターで、マシュー方程式の安定・不安定領域をビジュアルに探索。δ-εパラメータ空間の安定性チャートと振動応答をリアルタイムに計算・可視化。フロケ理論に基づく直感的な理解を深める、教育・研究に最適なインタラクティブツ
パラメトリック共振マシュー方程式
大振幅振り子 シミュレーター — 周期の振幅依存性
Large-Amplitude Pendulum Simulator — Period vs Amplitude
大振幅振り子シミュレーターは、振り子の長さ L、振幅 θ₀、重力 g、質量 m から小角度近似周期 T₀=2π√(L/g) と楕円積分による厳密周期、周期誤差、位置エネルギーを実時間計算し、振り子アニメーションと誤差曲線を可視化します。
大振幅振り子large amplitude pendulum周期振幅依存性
3D 主応力 シミュレーター — 応力テンソルの固有値
3D Principal Stress Simulator — Eigenvalues of the Stress Tensor
3 次元応力テンソル (σx, σy, σz, τxy) から 3 つの主応力 σ1≥σ2≥σ3 と最大せん断応力 τ_max を固有値解析でリアルタイム計算し、3 つのモール円と主応力バーで可視化する応力解析シミュレーターです。
主応力応力テンソル固有値モール円
レイリー・リッツ法 固有振動数推定計算機
Rayleigh Method
レイリー・リッツ法による固有振動数推定計算機。仮定モード形状を変更し、レイリー商の変化をリアルタイムで可視化。形状が真のモードに近づくと固有値が真値に収束する上限定理の本質を、グラフと数値で直感的に学べる構造振動解析ツールです。
レイリー法固有振動数レイリー商振動
ロータダイナミクス・臨界速度計算機
Rotor Dynamics
ロータダイナミクス解析ツール「」の臨界速度計算機。Jeffcottロータモデルに基づき、質量・剛性・減衰比・偏心量を入力するだけで臨界速度Ncを即時計算。不釣り合い応答曲線をリアルタイムに可視化し、共振通過時の挙動をシミ
ロータダイナミクス臨界速度危険速度不釣り合い
ランダム振動 解析シミュレーター
Sdof Random
ランダム振動解析シミュレーター(PSD入力)は、1自由度系(SDOF)のランダム振動応答を計算します。入力PSDから応答スペクトル、RMS値、3σ値をリアルタイムで算出。3区間可変プロファイルや対数補間にも対応し、宇宙機・航空機・車載部品の
PSDランダム振動RMS
1自由度系 周波数応答解析シミュレーター
Sdof Response
1自由度系の周波数応答解析シミュレーター。減衰比と固有振動数を自在に調整し、FRF(周波数応答関数)の振幅と位相をリアルタイムに可視化。共振現象のメカニズムと動的増幅率を、直感的な操作と数式で深く理解できます。
動解析共振FRF
地震ハザード応答スペクトル計算
Seismic Hazard
地震応答スペクトル計算ツール「」は、建物の固有周期と地盤種別を入力するだけで、設計用地震力のSa(T)とベースシアー力を即座に算出。耐震設計の初期検討を迅速化し、構造計算の効率を大幅に向上させます。直感的な操作で、建築士
地震応答応答スペクトル耐震設計建物周期
地震応答スペクトル 計算機
Seismic Response
地震応答スペクトル計算機で、日本建築基準法やASCE/SEI 7に準拠した設計用スペクトルを簡単計算。減衰比や地盤種別を自由に変更し、1自由度系の地震応答をリアルタイムで可視化できるです。構造設計や耐震解析に役立つシミュ
地震応答スペクトル免震制振
ショックアブソーバー・サスペンション 解析シミュレーター
Shock Absorber
車両サスペンション1/4車体モデルシミュレーター。ばね上質量・ばね下質量・ばね定数・減衰係数を設定して車体加速度・サスペンションストローク・タイヤ接地力をリアルタイム計算。ISO 2631乗り心地評価付き。
サスペンションダンパー1/4車両乗り心地
バネ・ダッシュポット系シミュレーター
Spring Dashpot
Maxwell・Kelvin-Voigt・SLSモデルを選択可能なバネ・ダッシュポット系シミュレーター。クリープ応答、応力緩和(σ(t)=σ₀e^-t/τ)、動的粘弾性(貯蔵/損失弾性率)をリアルタイムで計算・可視化。時間応答と周波数応
粘弾性MaxwellKelvin-Voigtクリープ
ばね質量系 シミュレーター
Spring Mass Oscillation
ばね定数・質量・減衰係数を自由に調整し、1自由度振動系の過減衰・臨界減衰・不足減衰の違いをリアルタイムアニメーションで視覚的に学べます。強制加振にも対応し、振動の数式と動きを直接結び付け。高精度なRunge-Kutta 4次法でシミュレーシ
単振動ばね減衰固有振動数
弾性振り子(バネ振り子)シミュレーター
Spring Pendulum
バネ振り子(弾性振り子)の複雑な非線形運動をリアルタイムにシミュレーション。パラメトリック共振やカオス現象を直感的に理解できるインタラクティブツールです。物理パラメータを自由に変更し、エネルギー移動や驚くべき軌道を体感しましょう。
バネ振り子パラメトリック共振カオス非線形振動
バネ・ダンパー系 解析シミュレーター
Spring System
バネ・ダンパー系 解析シミュレーターでは、振動・音響の応答と周波数特性の前提を変えたときに設計余裕がどう動くかを比較します。
バネダンパー等価剛性自由振動
定在波・弦の振動モードシミュレーター
Standing Wave Modes on a String
振動・音響の応答と周波数特性に関する隣接ツールへ移る前に、支配的な条件と指標の関係をつかむ構成です。
弾性波伝播シミュレーター
Stress Wave
弾性波伝播シミュレーターは、1D棒モデルにおける応力波の挙動を可視化します。材料界面での反射係数と透過係数の計算をリアルタイムで体験でき、衝撃工学や超音波探傷の基礎学習に最適です。波動伝播の原理を直感的に理解できるツー
弾性波衝撃波波動方程式ホプキンソン棒
ねじり振り子シミュレーター
Torsion Pendulum
軸の材料・寸法と円板の質量・半径を入力し、ねじり振り子の固有振動数と角変位波形をリアルタイムにシミュレーション。極断面2次モーメントやねじり剛性などの基本式に基づき、クランクシャフトやプロペラ軸の振動設計に直結する基礎計算を体験できるツール
ねじり振動固有振動数慣性モーメントねじり剛性
ねじり振動解析シミュレーター(多慣性系)
Torsional Vibration
ねじり振動解析シミュレーター(多慣性系)は、2〜4慣性体・シャフト系のねじり振動固有値解析をリアルタイムで実行。固有振動数・モード形状・キャンベル線図を即座に可視化し、設計段階での振動特性の把握と問題回避を強力に支援します。
ねじり振動多自由度系ホルツァー法固有振動数
2自由度連成振動・動吸振器 シミュレーター
Two Dof Vibration
2自由度連成振動・動吸振器 シミュレーターでは、振動・音響の応答と周波数特性の前提を変えたときに設計余裕がどう動くかを比較します。
動吸振器TMD共振制振
動吸振器(TMD)シミュレーター
Vibration Absorber
動吸振器(TMD)のDen Hartog最適設計をシミュレーション。質量比や減衰比を調整し、共振倍率の抑制効果をリアルタイムで可視化。構造物の振動低減に最適なチューニングをで簡単に確認・検証できます。
動吸振器TMDDen Hartog制振
振動解析・固有値解析シミュレーター(多自由度)
Vibration Analysis
振動解析・固有値解析シミュレーターは、多自由度(1〜3DOF)の質量バネ系を簡単操作で解析します。質量とばね定数をスライダーで直感的に調整でき、固有振動数と振動モードをリアルタイム計算。各モードの振動アニメーションと周
振動解析FFT軸受診断設備診断
振動減衰シミュレーター
Vibration Damping
振動減衰シミュレーターは、1自由度減衰振動(SDOF)の動きをリアルタイムで可視化します。不足減衰・臨界減衰・過減衰の応答を比較し、対数減衰率や整定時間をスライダーで直感的に操作。CAEシミュレーションで振動解析の理解
粘性減衰クーロン摩擦ヒステリシス減衰等価減衰比
振動絶縁・防振マウント設計計算機(高度版)
Vibration Isolation Advanced
振動絶縁・防振マウント設計計算機(高度版)は、伝達率・絶縁効率・静的たわみをリアルタイムで計算します。共振危険域を赤色で可視化し、回転機械や圧縮機、精密機器の最適な防振マウント設計を強力に支援。設計パラメータの調整による振動絶縁効果を即座に
防振振動絶縁伝達率アイソレーター
防振マウント設計 計算機
Vibration Isolation
装置の質量と加振周波数を入力するだけで、必要な防振マウントの剛性を逆算。振動伝達率・挿入損失・静的変位をリアルタイム計算し、共振領域の危険性を視覚的に確認できるです。設計初期段階での素早い評価を支援します。
防振伝達率マウント絶縁
振動絶縁器シミュレーター — 伝達率TRと周波数比
Vibration Isolator Simulator — Transmissibility TR & Frequency Ratio
振動絶縁器シミュレーターは、質量・ばね定数・減衰比・強制角振動数から伝達率TRと周波数比rをリアルタイム計算します。なぜ周波数比√2を超えないと絶縁が始まらないのかを、TR-r線図で直感的に学べる教育用ツールです。
振動絶縁伝達率周波数比減衰比
振動測定・解析ツール
Vibration Measurement
振動測定データの加速度・速度・変位を瞬時に相互換算。ISO 10816規格に基づき機械振動の評価ゾーン(A~D)を自動判定し、健全性評価をサポート。A特性重み付けフィルタの特性も視覚的に確認できる、現場エンジニアのための振動解析ツール「No
振動測定加速度センサーISO規格オクターブ分析
振動疲労PSD応力計算
Vibration Stress
振動疲労PSD応力計算ツールで、Steinberg法による信頼性の高い疲労解析を実現。PSD入力からRMS応力、ピーク応力、疲労損傷、期待寿命をリアルタイム計算。振動疲労寿命予測と耐久性評価を効率的に行えます。
振動疲労PSDDirlik法ランダム振動
Daubechies-4 ウェーブレットシミュレーター — db4による多重解像度解析
Daubechies-4 Wavelet Simulator — db4 Multiresolution Analysis
Daubechies-4ウェーブレットシミュレーターは、4タップ直交ウェーブレット(db4)で1D信号を多重解像度分解し、詳細係数の閾値ゼロ化による圧縮挙動と再構成MSEをリアルタイムに可視化します。Haarより滑らかな基底による圧縮性能を学べます。
Daubechiesdb4ウェーブレット多重解像度解析
Haar ウェーブレット変換シミュレーター — 多重解像度解析と圧縮
Haar Wavelet Transform Simulator — Multiresolution Analysis and Compression
Haar ウェーブレット変換シミュレーターで、1D 信号の多重解像度解析を可視化。サンプル数・分解レベル・閾値・信号種を変えて、近似係数と詳細係数の係数ピラミッドや、しきい値処理による圧縮と再構成誤差を直感的に学べます。
Haarウェーブレット多重解像度解析MRA
ウェーバー数 シミュレーター — 液滴の慣性 vs 表面張力
Weber Number Simulator — Droplet Inertia vs Surface Tension
ウェーバー数 シミュレーターは、密度 ρ・速度 V・特性長 L・表面張力 γ から We = ρV²L/γ を実時間計算し、液滴の維持・振動・分裂域を判定。臨界速度 Vc とボンド数 Bo も同時表示します。
ウェーバー数Weber数液滴分裂微粒化
Z変換・デジタル信号 解析シミュレーター
Z Transform
Z変換とデジタル信号処理の解析をブラウザで簡単にシミュレーション。伝達関数の係数を入力するだけで、極零点プロット、周波数応答、インパルス応答を即座に可視化。安定性判定や周波数特性の解析が可能な計算ツールです。
Z変換デジタルフィルタz平面周波数応答

他のカテゴリ

振動・動解析とは — 基礎から実務まで

🙋
「振動解析」や「動解析」って、一言でいうと何をしているんですか?構造が揺れる様子を計算するだけ?
🎓
その通り、揺れや動きを予測する技術です。例えば、スマホを落とした時の衝撃や、風で揺れる橋、エンジンの振動など、時間とともに変化する力(動的荷重)が構造物に与える影響を、コンピュータ上で再現・評価します。特に重要なのは「共振」の予測。構造物には特定の「固有振動数」があり、外部からの振動がこれと一致すると、小さな力でも大きく揺れ、破損に至ることがあります。振動解析は、その危険な状態を事前に見つけ出す「予防医療」のようなものです。
🙋
実際の開発現場では、どんな場面で使われているんですか?
🎓
幅広い業界で必須の技術です。自動車では、走行中の路面からの振動(NVH解析)や衝突安全性の評価に。航空機・ロケットでは、発射時の激烈な振動や空力弾性(フラッター)の解析に。家電では、洗濯機の脱水時の振動低減やHDDの読み書き精度の確保に。さらに、風力発電のブレード、高層ビルや橋梁の耐震・耐風設計まで、あらゆる「動くもの」「揺れるもの」の設計最適化と信頼性向上に活用されています。
🙋
このサイトのツールを使って、振動解析を学ぶにはどうすればいいですか?
🎓
まずは「モーダル解析」から始めるのが定石です。当サイトのツールやチュートリアルを使って、単純な梁や板のモデルを作成し、その「固有振動数」と「モード形状」(どのように変形しながら振動するか)を計算してみましょう。次に、そのモデルに時間変化する力(例えば、周期的な力や衝撃力)を加える「過渡応答解析」に進み、実際の振動応答を観察します。このステップバイステップの実践を通じて、共振の概念や減衰の効果といった振動・動解析の核心を体得できます。

振動・動解析の主要分野

振動・動解析は、CAE(Computer Aided Engineering)の中でも時間軸を考慮した動的な現象を扱う重要な分野です。その中核を成すのが「モーダル解析」で、構造物が外部からの力を一切受けていない自由な状態での振動特性(固有振動数、モード形状、減衰)を求めます。これは構造物の“指紋”のようなもので、その後の全ての動解析の基礎データとなります。Ansys MechanicalやAbaqus、MSC Nastranといった汎用CAEソフトウェアは、この計算を高度な行列方程式の求解によって実現しています。モーダル解析の結果を基に、実際の振動現象をシミュレーションする手法がいくつかあります。「過渡応答解析」は、衝突や地震のような時間とともに変化する任意の荷重に対する応答を時系列で追跡します。「周波数応答解析」は、エンジンの回転数掃引のように、様々な周波数の振動が加わった時の定常応答を調べ、共振点での応答の大きさを評価するのに適しています。「ランダム振動解析」は、走行中の車両の路面入力やジェットエンジンの騒音のように、統計的に定義された不規則な振動に対する耐久性を評価します。

これらの解析技術は、現代のものづくりにおいて「試験を補完し、設計を加速する」ために不可欠です。実際のプロトタイプを作る前に、コンピュータ上で共振点を特定し、構造を変更して危険を回避したり、振動を低減するダンパーの最適な設置位置を決定したりできます。自動車の快適性(静粛性)、航空機の安全性、精密機械の位置決め精度、建築物の耐震性能は、すべて高度な振動・動解析シミュレーションによって支えられています。特に、軽量化と高性能化が求められる今日では、材料を削っても振動特性を維持・向上させる設計が必須であり、CAEを用いた振動・動解析の役割はますます大きくなっています。

よくある質問(FAQ)

Q: モーダル解析で求める「固有振動数」とは何ですか?なぜ重要なのですか?

A: 固有振動数とは、構造物がその形状と材質によって本来持っている、外力なしで振動するときの周波数です。ばねについたおもりを想像すると分かりやすいでしょう。この値が重要なのは、外部からの振動の周波数が固有振動数と一致すると「共振」が起き、応答が急激に増幅され、破損や故障の原因となるためです。振動解析の第一歩は、設計対象の固有振動数を把握し、動作環境で発生しうる振動周波数から遠ざけることです。

Q: 静解析と動解析(振動解析)の根本的な違いは何ですか?

A: 静解析は、時間によって変化しない一定の荷重(重力や静的な圧力など)が構造に与える変形や応力を計算します。一方、動解析(振動解析)は、時間とともに変化する荷重(衝撃、周期的な力、ランダムな力)を考慮し、構造物の「加速度」「速度」「変位」が時間や周波数に対してどのように応答するかを求めます。慣性力や減衰力の影響が無視できない現象を扱う点が最大の違いです。

Q: CAEシミュレーションで共振を防ぐには、具体的にどうすればいいですか?

A: CAEツールを用いたモーダル解析で共振の危険性を発見したら、主に二つのアプローチで対策します。第一は「構造変更」です。剛性を上げる(断面形状の変更、リブの追加)ことで固有振動数を高くする、または質量を増減させて固有振動数をシフトさせ、励振源の周波数帯から遠ざけます。第二は「減衰の付与」です。振動エネルギーを熱などに変換するダンパーや制振材を追加し、共振時の応答振幅そのものを低減します。シミュレーション上でこれらの設計変更を繰り返し、最適な対策を探ります。

Q: 振動解析を学ぶために必要な基礎知識は何ですか?

A: まずは「材料力学」と「機械力学(振動学)」の基礎が不可欠です。材料力学では応力やひずみ、はりのたわみなどの概念を、機械力学では単振動、減衰振動、多自由度系の振動、固有値問題などの理論を理解しておく必要があります。また、CAEシミュレーションの前処理(メッシュ划分)、求解、後処理の一般的な流れに加え、数値解析の基礎知識があると、計算結果を深く解釈する助けになります。当サイトの学習リソースは、これらの基礎を実践的な解析を通じて学べるように構成されています。